手汗と睡眠のつながり

手汗と睡眠には何かつながりがあるのでしょうか。一見何の関係もないように思えます。
しかし実際には、手汗を改善していくにあたって睡眠が非常に密接に関わってきます。
手汗に悩む人はご存知かもしれませんが、手汗が発症する理由として自律神経の乱れが挙げられます。
手汗に深く関わっているのは二つの自律神経のうち交感神経ですが、もう一つの副交感神経も重要な役割を担っています。
交感神経が優位になれば副交感神経の働きが抑えられ発汗を促し、副交感神経が優位になれば交感神経の働きが抑えられ発汗も抑えられます。
こうして二つの自律神経がバランスよく作用し合うことで、手汗の症状が良くなっていきます。
そのために、睡眠がとても大事なのです。
1日24時間の中で、日中活動している時間は交感神経が優位になるので活動的になり、夜眠っている時や休息中は副交感神経が優位になります。
手汗の疾患がある人は交感神経が常に優位で活動的になっていることが多いので、副交感神経が働きにくくなります。ですから、睡眠時間をきちんと確保し体を休めることで副交感神経を活動的にさせる必要があります。
夜にしっかり睡眠時間を確保すれば、日中に活動的になる交感神経も徐々に正しく働くようになります。
しっかり寝ているのに良くならないという人は、ストレスや疲れが溜まっているのかもしれません。その場合、体は休んで回復したとしても脳が休めていない状態になります。
脳が休めていないと神経の働きも休めていないので、普段からストレスや疲れを溜めないように趣味やスポーツで発散する機会を持ちましょう。深い眠りにつくために、就寝環境を整えることも効果的です。
手汗に困っている人は、是非神経の働きも回復できるような良い睡眠時間をとれるようにいろいろ工夫してみるといいでしょう。